【家電が増えて足りない】コンセントを増設できない場所はある？｜延岡市で電気工事のことなら株式会社泰洋電工（タイヨウデンコウ）へ

宮崎県延岡市にございます電気工事会社、株式会社泰洋電工（たいようでんこう）です。

現在は便利な家電が増え、共働きの世帯を中心に、家事を時短にしてくれる家電などが活躍しています。
ロボット掃除機や電気圧力鍋、食器洗い乾燥機などは、忙しい方にとって強い味方ですね。
しかし、これらの家電を毎日使いこなそうとすると、出てくるのが「コンセント足りない」問題。

延長コードを伸ばして、あるいは電源タップを差し込んで、差込口を増やすこともできますが、そうなるとたこ足配線になり、火災が懸念されます。
コンセントが足りないなら、工事で増やしてしまいましょう。

今回は、コンセントを増やす方法と、増設のできない場所についてご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

■ 増設する方法は3つ

コンセントを増設する方法としては、3つあります。
紹介する費用については、分電盤からの距離や壁の中に通せるかどうかによっても変動するため、目安としてお考えください。

・差込口を増やす

元々2つしかなかったコンセントの差込口を、3・4・6つに増やすものです。
増設工事のなかでもリーズナブルで、相場としては5,000～7,000円ほどに収まります。
消費電力の少ない電子機器が集まった場所などにおすすめで、レコーダーやゲーム機といった周辺機器の多いテレビの付近があてはまるでしょう。
使用できる電気量（15A）が増えるわけではないので、熱が発生するような消費電力の多い電化製品をたくさん差すと、ブレーカーが落ちてしまうでしょう。キッチンには不向きかもしれません。

・既存の配線から引っ張ってくる

元々引かれている配線から分岐させて、壁に穴を空けてコンセントをつくるものです。
相場としては、12,000～14,000円ほどでしょう。
延長コードを引っ張っていて、コードが部屋を横切っている状態などにおすすめです。
ただ、差込口を増やす方法と同じく、使用できる電気量が限られているので、消費電力の高い家電の同時使用は難しいでしょう。

・専用の配線を分電盤から引っ張ってくる

新しい配線を分電盤から引っ張って、コンセントを増設します。
相場は16,000～30,000円ほどです。
炊飯器や電子レンジなど、消費電力の高い家電を使いたいときに便利でしょう。
エアコンは他の家電よりも電圧が高いので、新しく設置するときにコンセントがない場合は、この専用配線をつくる方法になります。
なお、分電盤に空きがなければ新しく分電盤を追加しないといけません。

■ 増設できない場所とは？

コンセントは配線さえ届けば、どこでも取付けが可能といえますが、以下の場所については増設ができないでしょう。

・一部水回り

水がかかって漏電・感電が起きる可能性が高いため、取付け位置には注意の必要な場所です。
洗面所には洗濯機、トイレには温水洗浄便座用のコンセントがあるので、取付けがNGというわけではありませんが、画像のように水栓などから離さないといけません。
キッチンや洗面所周りに増設するなら、水のかからない高さや、少し離れた場所にしましょう。

・コンクリート壁

コンクリート壁はコンセント用の穴を空けられないため、埋め込むかたちの増設ができないでしょう。
この場合の増設は、配線やコンセントボックスが露出するような状態になるかもしれません。
また、古いタイプのマンションだと、配線がコンクリート壁のなかに埋め込まれているため、配線を分岐させる方法などが取れない可能性があります。

・賃貸物件

賃貸物件の場合は、オーナー様や管理会社様の許可を取れるなら増設も可能かもしれませんが、勝手な工事はNGです。
退去する際に「原状回復」を求められ、工事をする前の状態に戻さないといけないこともあります。
なお、増設が可能でも費用負担は借主側にあります。

■ 宮崎県でのコンセント増設は「株式会社泰洋電工」へ！

株式会社泰洋電工は、延岡市を中心に宮崎県内にて、各種電気工事を承っております。

コンセントが足りない、とお困りではございませんか。
コンセントの増設は所要時間が短く済むため、お忙しい方でもスケジュールを合わせやすいです。
また、差し込んだ時にゆるく感じたときは、ホコリが溜まりやすくなっているため火事の危険があり、交換がおすすめです。

以下より電気工事のご依頼・ご相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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■ まとめ

コンセントの増設には、差込口を増やす、既存の配線から引っ張ってくる、専用の配線を分電盤から引っ張ってくるの3つがあります。使用する電化製品によっては、工事方法が変わるでしょう。
増設ができない場所は、水回りでも漏電の危険がある位置、コンクリート壁、賃貸物件などがあげられます。