エアコン取り付けは外壁の穴あけ必須!|設置方法を紹介

エアコン工事で開けた外壁の穴

エアコン取り付けをする際、設置する建物の外壁に穴をあける必要があります。
室内と室外をつなぐ空気の通り道をつくらなければ、エアコンを設置することができません。
これは具体的にどのような方法で行われるのでしょうか?

そこで今回は、外壁の穴あけをはじめとしたエアコンの設置方法(設置の流れ、業者への依頼方法)について詳しくご紹介します。

 

エアコン取り付けに外壁の穴あけは必須


エアコンの配管

エアコンは、液体ガスが室内機・室外機を繋ぐパイプの中を循環することで、冷房のときは冷たい空気を、暖房のときは暖かい空気を送る仕組みになっています。
そのパイプを室内と室外をまたいで通さなければならないので、建物の外壁に穴あけが必要です。

また、エアコン設置のために通す配管は2種類あります。

1つは「冷媒銅管」。これは、室内機と室外機に空気の熱を運ぶための配管です。
そしてもう1つは、エアコンの室内機から排出された水を外に出すための「ドレンホース」。
この2つを通すには、内径がおよそ70mmほどの穴(配管穴)をエアコン室内機を設置する壁や天井の近くにあける必要があるのです。

ただし、新築などで既に穴があいている場合は、新たに穴をあける必要はないのでご安心ください。

 

外壁の穴あけ~エアコン設置までの流れ


エアコンの配管を工具で固定する画像

では、エアコン取り付け作業はどのような流れで進められるのでしょうか?
ここでは、外壁の穴あけ~エアコン設置までの流れをご紹介します。

①部屋を養生し、外壁に穴をあける

作業箇所周辺の壁や床を養生し、配管穴をコアドリル(ホールソー)であけていきます。
コンセントにつながる配線や鉄筋などを丁寧に避けて穴あけを行います。

②エアコン据付板を取り付ける

エアコンを壁に設置するための据付板(背板)を取り付けます。
あけた配管穴との位置関係に注意しながら壁に取り付けていきます。

③エアコンを据付版に取り付け、電源を接続する

エアコンを据付板に取り付け、コンセントに電源を接続します。
据付板をエアコンに取り付けたら、大きな傾きがないかや、壁から大きく浮いていないかなどを確認します。

④配管のフレア加工・接続

冷媒ガスの通り道である冷媒配管にフレア加工を施し、エアコンに接続します。
フレア加工を施すことで、配管からのガス漏れを防ぎます。

⑤配管のレイアウト

ドレンホースも接続したら、各配管をまとめて室外機までのレイアウトを作ります。
レイアウトを決めたら、化粧テープを巻いて見た目を整えます。

⑥室外機の設置・配管の接続

室外機につなぐ冷媒配管にもフレア加工を行い、接続します。
ガス漏れ防止のため、配管の長さがキツキツにならないよう注意します。

⑦真空引き・真空放置→冷媒ガスの開放

水分などの不純物を配管内部から除去するために、配管内を一時的に真空状態にします(真空引き)。
専用のゲージで真空状態になったことを確認したら、バルブを緩めて冷媒ガスを開放します。
これで室外機・室内機と配管がつながりました。エアコン取り付け作業完了です。

外壁の穴あけを業者に依頼するには?


エアコンの室外機

エアコン取り付けに外壁の穴あけが必要な場合、業者へはどのように依頼すればよいのでしょうか?

前提として、先ほど述べたエアコン取り付け作業の中に、外壁の穴あけも含まれています。
そのため、外壁の穴あけのみを別の業者に依頼する必要は基本的にありません。
ただし、中には外壁の穴あけが作業内容に含まれていないことがあります。
したがって、エアコン購入時に、設置業者に穴あけ工事がオプションになっていないか確認しましょう。
また、住宅設備の設置業者であれば、工事費込みでエアコンを販売していることが多いです。
したがって、業者に依頼する際は、穴あけの施工込みで安くて充実したサービス内容を選ぶようにしましょう。

エアコンの設置工事なら『株式会社泰洋電工』へ


エアコン工事をする業者

株式会社泰洋電工では、業務用や家庭用エアコンの設置工事を承っております。
これまでの数多くの実績を活かし、部屋の広さや環境に応じてお客様に最適なエアコンをご提案いたします。
もちろん、設置工事の際は外壁の穴あけもご一緒にさせていただくことが可能です。
ぜひ、エアコンのことでお悩みの際は、当社にお気軽にご相談ください。

まとめ


工具と並んだエアコンを虫眼鏡で眺める画像

エアコン取り付けの際、外壁の穴あけができているかはとても大切です。
エアコンの設置方法でお困りの際は、ぜひ当記事を参考にしてみてくださいね。

【代表直通】080-5201-1200
【営業時間】8:00~17:00
【メール】こちらのフォームよりどうぞ(24時間受付)≫
【対応エリア】延岡市を中心とした宮崎県全域


一覧ページに戻る