夏の暑い季節や冬の寒い季節には、快適な生活を送るためエアコンが欠かせません。
しかし、実はエアコンには設置条件がありその条件を満たしていないと、せっかくエアコンを新しく購入しても取り付けができないことをご存じでしょうか?
今回は、そのようなトラブルを避けるために「エアコンの設置条件」について詳しく紹介していきます。
ぜひ、新築工事などに伴ってこれからエアコンの購入や設置工事を考えている方は、当記事を参考にご覧ください。
エアコンには設置条件がある
エアコンには、エアコンを正常に作動させ故障を防ぐために設置する際の条件が存在します。
そのため購入する前には、設置しようと考えている場所にエアコンを設置することが可能か「条件」を確認しておく必要があります。
エアコンの『設置条件』
●左右上部のスペースを50mm以上確保する
室内機の上部には空気の吸い込み口があるため、室内機を設置する際にはこの吸い込み口をふさがないように「左右上部の天井と壁との距離を50mm以上」にし、十分なスペースを確保する必要があります。
また、室内機を取り付ける場所の付近に廊下に出入りするドアやクローゼットのドアがある場合、ドアを開けた際にドアと室内機がぶつかることもあるため注意しましょう。
そして、室内機の下部にカーテンレールがある場合は、風向板の稼働スペースが確保できるかどうか確認することも重要です。
●配管を通す穴がある
エアコンは、室内機と室外機でセットです。
そのため設置する際は、配管パイプを壁に通し室内機と室外機をつなげる必要があります。
設置したい場所に配管を通す穴がない場合は、穴あけ工事を行わなければなりません。
しかし、賃貸のマンションなどで「管理会社の許可が得られない場合」や、壁に穴を開けることによって「建物の強度を損なう恐れがある場合」は、穴あけ工事を行うことができないので事前に確認をすることが重要です。
●配管穴よりも高い位置であること
室内機は、配管穴よりも高い位置に取付ける必要があります。
室内機を配管穴よりも低い位置に設置してしまうと、室内機で発生した水が逆流し水漏れが起こる原因に……。
●エアコン専用のコンセントの近くであること
エアコンの室内機は、通常のコンセントではなくエアコン専用のコンセントにつなぐ必要があります。
しかし電源プラグの長さはエアコンの機種によっても異なり、設置を予定している場所によっては届かない可能性もあるため、事前にカタログなどで電源プラグの長さを確認しエアコン専用コンセントの近くに室内機を設置する必要があります。
●床から2.4m以内であること
床から2.4m以内に室内機を設置することも、設置条件のひとつです。
エアコンを設置する位置が高すぎると、手入れや掃除がしにくく設置作業が難しくなる原因になってしまいます。
●火災報知機から1.5m以上離れていること
室内機と火災報知器のが距離近いと、室内機の風が火災報知器に当たり万が一の際に火災報知器が正常に作動しない恐れも……。
火災が発生した際にに火災報知器を正常に作動させるためにも、室内機は火災報知器から「1.5m以上離れた場所」に取付ける必要があります。
エアコン取り付けが不安な場合は業者に相談するのがおすすめ
エアコンを設置したいと考えている場所に、問題なくエアコンを取り付けることができるか不安な場合は、エアコンを購入する前に設置工事を依頼する業者に相談することもおすすめです。
後で設置できず後悔することのないように、事前に「設置条件」をきちんと確認し問題なく取り付けることが可能か、確認することを忘れないようにしましょう。
エアコンの設置工事なら『株式会社泰洋電工』へ
株式会社泰洋電工では、業務用や家庭用エアコンの設置工事を承っております。
これまでの数多くの実績を活かし、部屋の広さや環境に応じてお客様に最適なエアコンをご提案いたします。
また、エアコンの設置工事以外にも移設や取り外し工事にも対応しております。
ぜひ、エアコンのことでお悩みの際は、当社にお気軽にご相談ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
エアコンを正常に作動させるためには、今回紹介した設置条件を守る必要があります。
この記事が、これからエアコンの購入や設置を検討しているあなたの参考となりましたら幸いです。
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